最近では、コンタクトレンズを「視力が低下した」という理由以外に、メイク感覚で気軽に楽しむ人も増えてきた。メーカーも種類も豊富になり、初めて購入する場合はもちろん、買い替えを考えている人にとっても、今どこのメーカーが人気なのかが気になるところではないだろうか。
そこで今回は、コンタクトレンズを利用するマイナビニュース会員300人に、普段使用しているコンタクトレンズのメーカーを聞いてみた。その理由とあわせて紹介しよう。
Q.現在使用しているコンタクトレンズのメーカーを教えてください
1位 ジョンソン&ジョンソン(「ワンデーアキュビュー」シリーズなど): 37%
2位 メニコン(「メニコン ワンデー」など): 22%
3位 ボシュロム(「メダリスト」シリーズなど): 11%
4位 シード(「ワンデーピュア うるおいプラス」など): 7%
5位 アルコン(「デイリーズ」シリーズなど): 4%
Q.そのメーカーを使用している理由を教えてください
■ジョンソン&ジョンソン
・「メジャーなメーカーで、付けやすいから」(32歳女性/情報・IT/技術職)
・「安くて信頼性があるから。付け慣れているから」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「有名なメーカーだし、友人に勧められて」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「眼科医から推薦されたので」(28歳女性/金融・証券/専門職)
・「最初コンタクトを作るとき、一番自分の目になじんだから」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「装着感がいい」(27歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「瞳を大きく見せる効果のあるシリーズで好きなものがあるから」(38歳女性/生保・損保/事務系専門職)
■メニコン
・「品質がいいから」(50歳以上男性/金融・証券/専門職)
・「ソフトな感じが自分の目の状態に合っている」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「近所の眼科医の紹介。月額で無料で交換、受け取りが可能」(29歳男性/農林・水産/営業職)
・「定額制プランが安いから」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「購入しやすいところにお店がある」(23歳女性/人材派遣・人材紹介/営業職)
■ボシュロム
・「眼科で勧められたから」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「初めにいろいろなメーカーを試して、一番使いやすかったから」(35歳女性/情報・IT/販売職・サービス系)
・「長年使用していて安心できるから」(29歳男性/自動車関連/技術職)
・「ショップで勧められたから」(29歳女性/建設・土木/技術職)
■シード
・「手ごろな値段だったから」(32歳男性/小売店/事務系専門職)
・「国産で安心だから」(30歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)
・「眼科でいろいろ試して、自分の目に合ったのがそのメーカーのものだけだったから」(29歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「装着しやすいから」(27歳女性/学校・教育関連/その他)
■アルコン
・「医者に勧められたから」(46歳男性/印刷・紙パルプ/技術職)
・「店頭で勧められたから」(男性32歳/食品・飲料/営業職)
・「最初に買う時にいろいろ試してみて、付けやすく外しやすかったから」(30歳女性/通信/事務系専門職)
■総評
「ワンデーアキュビュー」シリーズなどを展開するジョンソン&ジョンソンが、37%を占めて1位となった。コンタクトレンズの主要メーカーという印象を持っている人が多数見られ、「安心」「信頼できる」という声が多く寄せられた。一方、装着感やコストパフォーマンスの良さをあげる人も多かった。また、メーカーの中で唯一、「黒目が大きく見える」という見た目の印象をあげる回答が見られた。
2位はメニコンで22%。1位同様、信頼性や使用感を理由にあげる人も見られる一方で、「無料交換制」や「定額プラン」といった、同メーカー独自のサービスを支持している人が多いことがわかった。次点には、3位にボシュロム(11%)、4位にシード(7%)、5位にアルコン(4%)が入っており、「その他」と答えた回答者が約2割ほどいた。
どのメーカーにも共通してあがったのが、「眼科医やコンタクトレンズショップの店員に勧められたから」という声。目を診察した眼科医の推奨するものは、やはり信頼性が高いことがうかがえる。また、たくさんのメーカー商品が並ぶ店頭では、店員に相談しながら決める人が多いようだ。一方で、「最初にいろいろと試して、合うものを選んだ」という意見もあることから、専門家のアドバイスをもとに複数のメーカーのものを試し、最終的に気に入ったものを購入している姿が想像できる。
コンタクトレンズを選ぶ最初のステップとして、今の目の状態を眼科医に診てもらうことが大切だ。次に、専門家が推奨するコンタクトレンズが、自分の目に本当に合うかどうかを試してみること。装着感や見た目、コストなど選定基準はさまざまだが、自分が納得のいくものが見つかれば、コンタクトレンズをより長く、気持ちよく使い続けられるのではないだろうか。
※画像と本文は関係ありません
調査時期: 2015年2月17日~19日
調査対象: マイナビニュース会員 コンタクトレンズ利用者限定
調査数: 男性106名 女性194名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート