厚生労働省は13日、2015年2月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、2月時点の生活保護受給者数は前月比1,077人減の216万9,165人となり、3カ月ぶりに減少した。なお、前年同月比では0.1%増加した。
生活保護受給世帯も前月比132世帯減の161万8,685世帯と、同じく3カ月ぶりに減少した。前年同月比では1.2%増加した。
世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約48%に当たる76万6,242世帯(前月76万5,735世帯)でトップ。以下、働ける世帯を含むその他の世帯が27万8,863世帯(同27万9,379世帯)、傷病者世帯が26万6,772世帯(同26万7,829世帯)、障害者世帯が18万9,121世帯(同18万8,400世帯)、母子世帯が10万9,485世帯(同10万9,337世帯)と続いた。