アウディ ジャパンはこのほど、プレミアムコンパクトSUV「Q3 / RS Q3」の装備、仕様を一部変更し、5月21日から全国のアウディ正規ディーラーで販売開始すると発表した。パワーアップと低燃費化を実現したほか、新グレード「スポーツ」が設定される。
「Q3」は全長4,400mmのコンパクトなSUV。今回の仕様変更により、2種類の2.0TFSIエンジンがともに出力向上を果たした。従来の170PS版が10PSアップの180PSに、211PS版は9PSアップの220PSとなっている。同時に燃費向上も達成し、JC08モード燃費はそれぞれ15.0km/リットル、14.9km/リットルとなり、約18%も向上したという。
エクステリアにおいては、オプションでフルLEDヘッドライトが装着可能に。ハイパフォーマンスモデル「RS Q3」では標準装備となった。前後バンパーやシングルフレームグリルなどのデザインも変更し、よりシャープで力強い印象としている。新デザインのアルミホイールも採用した。
「RS Q3」に搭載する2.5リットル5気筒ターボエンジンも、従来の310PSから340PSにパワーアップ。0-100km/h加速は4.8秒となり、従来より0.7秒短縮している。同時に燃費は13.0km/リットルと約13%向上した。
価格は、「Q3 1.4 TFSI」が379万円、「RS Q3」が771万円など。新たなグレードとして、スポーツシートやアウディドライブセレクトなどを備えた「Q3 1.4 TFSI Sport」も設定され、価格は396万円となっている(価格はすべて税込)。