アウディ ジャパンはこのほど、プレミアムコンパクトカー「A1」および「A1 スポーツバック」の装備、仕様を一部変更し、6月18日から販売開始すると発表した。アウディ史上初という1リットル3気筒エンジンの導入を記念し、限定車「A1 / A1 スポーツバック 1st edition」も同時に発売される。

アウディ新型「A1」

今回の大幅改良では、新開発の1.0リットル直列3気筒直噴ターボエンジンを新たに採用した。アウディ史上初となるこの3気筒エンジンは、最高出力95PSを発揮。7速Sトロニックとの組み合わせで、JC08モード燃費は22.9km/リットルを達成している。昨年から導入された気筒休止システム・シリンダー オン デマンドを備えた1.4リットルエンジンも、140PSから150PSへとパワーアップしている。

限定車「A1 1st edition」

エクステリアにはヘッドライトやLEDテールランプ、前後バンパーやシングルフレームグリルなどのデザインを変更。全長は20mm長くなった。インテリアにおいてはアルミニウムルックやハイグロスブラックの装飾を増やし、質感を高めている。電動パワーステアリングを新たに採用し、燃費向上と高い走行安定性を実現した。

限定車「A1 / A1 スポーツバック 1st edition」は、1.0リットル3気筒直噴ターボエンジンの導入を記念したモデル。同エンジンを搭載した通常モデルには設定のないオプションアイテム、S lineエクステリアとS lineエンブレム、ドアシルトリムなどを装備する。パドルシフト付きのレザステアリングホイール、ナビキセノンプラスパッケージ、ボディ同色ドアミラーなども標準装備している。

価格は、「A1 1.0 TFSI」が249万円、「A1 1.4 TFSI シリンダーオンデマンド スポーツ」が329万円など。限定車「A1 1st edition」は330万円、「A1 スポーツバック 1st edition」は350万円(価格はすべて税込)で、合計345台の限定販売となっている。

新型「A1」