アウディ ジャパンは12日、「Audi Q3/A1 記者発表会」を都内で実施した。同社代表取締役社長、大喜多寛氏によるプレゼンテーションのほか、道端ジェシカさんをゲストに招いてのトークショーも行われた。
「Q3」は2012年に導入されたプレミアムコンパクトSUV。新型「Q3」では装備・仕様が一部変更され、エンジンのパワーアップを図る一方、約18%の低燃費化も実現したという。フルLEDヘッドライトは「Q3」全車にオプション設定、ハイパフォーマンスモデル「RS Q3」では標準装備とされた。スポーツシートやアウディドライブセレクトなどを備えた新グレード「Sport」も設定されている。
「A1」は2011年に発売されたプレミアムコンパクトカー。翌年、5ドアモデル「A1 Sportback」も追加された。今回の改良・仕様変更で、アウディ史上初となる1.0リッター直噴3気筒ターボエンジンモデルを追加。エントリーモデルが250万円をきる価格設定となった。新型「A1」「A1 Sportback」にも新グレード「Sport」が設定される。
ゲストトークショーでは、ステージ上の「Q3」「A1」を前に、「アウディはかっこいいイメージがあります。ヨーロッパでよく見かけるクルマだし、人気ですよね」と道端さん。都会の生活で求めるクルマを聞かれ、「建物が密集して道が狭いところもあるので、小回りの効くコンパクトなクルマがより都会的な気がします。ヨーロッパでもコンパクトカーが主流ですよね」と答えた。
大喜多氏は、「都市化に対応し、コンパクトだけど上級車並みの装備を持ったクルマというニーズに合わせてこの2台を出しました。アウトドアにも活用するならQ3、街中を中心に乗るならA1がいいんじゃないかと思いますね」とコメント。大喜多氏から道端さんへ、サプライズとしてアウディの超軽量レーシングバイクが贈られる場面もあり、「自転車作ってるんですね! デザインも素敵です」と道端さんも感激した様子だった。
新型「Q3」は5月21日発売。価格は「Q3 1.4 TFSI」「Q3 1.4 TFSI Sport」「Q3 2.0 TFSI quattro 180PS」「Q3 2.0 TFSI quattro 220PS」が379~539万円、「RS Q3」が771万円となる。新型「A1」「A1 Sportback」は6月18日に発売され、エントリーモデル「A1 1.0 TFSI」の価格は249万円、その他の車種の価格は265~349万円。限定モデル「A1 / A1 Sportback 1st edition」も330~350万円で発売される(価格はすべて税込)。