パナソニックは5月12日、SSDポータブルカーナビゲーション「Gorilla EYE」と「Gorilla」を発表した。Gorilla EYEの「CN-GP757VD」、Gorillaの「CN-GP755VD」「CN-GP750D」「CN-GP550D」を用意。発売は6月5日。価格はオープンで、推定市場価格はCN-GP755VDが75,000円前後、CN-GP755VDが65,000円前後、CN-GP750Dが55,000円前後、CN-GP550Dが40,000円前後(いずれも税込)。
「GPS」での測位に加えて、日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの「GLONASS」にも対応したポータブルカーナビゲーション。GPSの電波を受信できないトンネル内やビル街、高架下などでも、高精度な自車位置測位が可能だ。
上下・左右のジャイロセンサーと3軸加速度センサーに対応した「Gジャイロ」を搭載。CN-GP757VDとCN-GP755VD、CN-GP750DでオプションのOBD2(On Board Diagnosis second generation)アダプターを使用すると、車両から取得する速度情報をナビゲーションに活かせる。GジャイロとOBD2アダプターによって、長いトンネル内などでも、より確実に自車位置を測位できる。
ストレージとして16GBのSSDメモリを内蔵しており、HDDタイプのカーナビゲーションと同等のデータベースを収録。1,295エリアの詳細地図を含む2015年度版地図データのほか、電話番号約3,070万件、住所約3,700万件、あいまい検索約620万件、ジャンル別検索約360万件など検索用データベースも充実させた。地図には、2015年3月に開通した大井JCT~大橋JCT間など、首都高速中央環状線全線も収録されている。
CN-GP757VDは「ドライブカメラ」によって、エンジンスタートと同時に記録を開始。高画質モード(1,280×720ドット/27fps)と標準画質モード(640×368ドット/13.5fps)を用意する。画角は水平131°/垂直81°。記録ファイル形式はAVI(H.264)。microSDHCカード(8GB)が付属する。録画した動画は地図と同時に再生可能だ。
ディスプレイは、CN-GP757VDとCN-GP755VD、CN-GP750Dが7V型、CN-GP550Dが5V型。CN-GP757VDとCN-GP755VDは、FM-VICSと道路マップ無料更新に対応。電源はシガーライターコード、内蔵リチウムイオン充電池、オプションのACアダプターのいずれか。内蔵バッテリーがフル充電の場合、CN-GP757VDとCN-GP755VD、CN-GP750Dの3モデルは最大約1時間30分、CN-GP550Dは最大約2時間の連続使用が可能だ。
本体サイズはCN-GP757VDとCN-GP755VDがW176×D21.5×H113.8mm、CN-GP750DがW176×D19.5×H113.8mm、CN-GP550DがW128×D17.9×H86mmだ。