NECパーソナルコンピュータは12日、WUXGA解像度の10.1型/8型Windowsタブレット「LAVIE Tab W」シリーズの2015年夏モデルを発表した。

価格はオープンで、店頭予想価格は、着脱式キーボード付属の10.1型モデル「TW710/BBS」が89,800円前後。キーボードなしで10.1型タブレット単体の「TW710/BAS」が76,800円前後(いずれも税別)。8型で64GBストレージの「TW708/BAS」が49,800円前後、8型で32GBストレージの「TW508/BAS」が44,800円前後。

プロセッサにAtom Z3795、OSにWindows 8.1 with Bing 32bitを採用するWindowsタブレット。2015年夏モデルでは、新たに8型シリーズで32GBモデルが追加された。ハードウェアは前モデルとなる2014年秋冬モデルを踏襲するが、新たに音声操作機能「LAVIEボイス」を搭載するなど、ソフトウェアを刷新している。

TW710

TW710/BBS

TW710/BAS

「TW710」は、Windows 8.1 with Bingを採用する10.1型タブレット。1,024段階の筆圧検知に対応したデジタイザペンが標準で付属する。ラインナップは、キーボード付属モデル「TW710/BBS」と、タブレット単体の「TW710/BAS」の2モデル。両機種の違いはキーボードの有無のみで、スペックは同等。発売日は5月下旬を予定する。

主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3795(1.60GHz)、メモリが4GB、ストレージが約64GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、カメラ機能が前面約200万画素、背面約800万画素など。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0。センサー類はGPS、加速度、地磁気、ジャイロ、照度。主なインタフェースはUSB 2.0×1、microHDMI×1、microSDカードスロット×1(SDHC/SDXC対応)など。

本体サイズはW256.5×D177×H8.95mm(本体のみ)/W256.5×D197.4×H16.8~23.8mm(キーボード装着時)、重量は約598g(本体のみ)/約1,148g(キーボード装着時)。駆動時間はWi-Fi接続時で約9.8時間。Microsoft Office Home & Business 2013 SP1も付属する。

本体背面

TW708/BAS・TW508/BAS

TW708/BASおよびTW508/BAS

「TW708/BAS」および「TW508/BAS」は、Windows 8.1 with Bingを採用する、重量約370gの8型タブレット。キーボードは付属しない。2機種の違いはストレージ容量とOffice種類のみ。5月中旬に発売する。

主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3736F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが約64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、カメラ機能が前面約92万画素、背面約500万画素など。

通信インタフェースはIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体インタフェースはmicroUSB×1(充電兼用)、MicroHDMI×1、microSDカード×1、ヘッドフォン/マイク端子×1。センサーはGPSは、加速度、地磁気、ジャイロ。

本体サイズはW126×D215×H9.9mm、重量は約370g。駆動時間は約8時間(Wi-Fi接続時)。TW708/BASではMicrosoft Office Home and Business 2013 SP1、TW508/BASではMicrosoft Office Personal 2013が付属する。