表示される広告の一例。違和感のないデザインを目指すという

インスタグラムの日本における広告表示ついて、一部報道ではSNS上の声を拾い、悲観的な意見が集まっているとしているが、Twitterを見る限り、否定的なコメントよりも、インスタグラムの世界観と広告のバランスを問題にする声が多いようだ。

インスタグラムは11日、日本における広告表示を順次行うと発表した。米国、英国などに続き8カ国目の導入になるが、Twitterでの反応はそれほど否定的なものではない。Twitterでは、デザイン性が損なわれるとする否定的なコメントがあるものの、「これまでが例外的な対応で広告も必要」「当然の流れ」「しつこくなければそれでよい」などと、サービスがビジネスとして存続する以上、仕方ないという見方を示す色合いのほうが濃い。

むしろ、インスタグラムの世界観が広告によって、崩れることのほうを課題視しており、「広告もオシャレであってほしい」などといったコメントが散見される。同社によると、この点について配慮しており、インスタグラムにおいて、利用者自身の世界観やクリエイティビティを表現し、人つながりインスパイアされる場にしたいという思いがあるとしている。そのため、表示する広告についても違和感のないデザインを目指すという。