財務省はこのほど、2015年3月末現在の「国債および借入金ならびに政府保証債務現在高」を発表した。それによると、国債や借入金、政府短期証券を合計した国の借金は1,053兆3,572億円となり、過去最高を更新した。前期末(2014年12月末)と比べて23兆4,366億円増加、前年同期末と比べて28兆4,003億円増加した。

国債および借入金現在高(出典:財務省Webサイト)

借金総額を総務省が推計した2015年4月1日時点の日本の総人口1億2,691万人で割ると、国民1人当たり約830万円になる。

内訳は、国債が前期末比7兆2,494億円増の881兆4,847億円、借入金が同2,928億円減の54兆9,841億円、政府短期証券が同16兆4,801億円増の116兆8,883億円となった。

政府保証債務現在高は同1兆2,590億円減の43兆3,984億円となった。