クレハはこのほど、「おにぎり」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2月、20代~60代の女性(既婚・子供あり)400名にWEB調査で行われた。
「おにぎりを作る頻度」について質問したところ、43.8%の人が週に1回以上おにぎりを作っていることがわかった。40代が特に多く、週に1回以上作ると答えた人が51.3%と半数以上を占めている。
「おにぎりを食べることの好感度」については、「とても好き」「やや好き」と答えた人が全体の83.5%になり、「やや嫌い」「とても嫌い」と答えた人が全体の0.8%のみとなった。世代別に見ると40代以上は「嫌い」と答えた人が0%だった。
続いて、「好きなおにぎりの具」について聞いたところ、第一位が「鮭」(75.0%)、次いで「梅干」(55.3%)、第3位は「明太子」(51.3%)となった。こちらも年齢別に見てみると、「ツナ」は20代では第2位(56.3%)と人気があったのに対し、50代では30.0%、60代では21.3%とどちらも最下位だった。
また、「おにぎりの作り方」について聞いたところ、「ラップでおにぎりを握った経験のある人」は全体の89.8%となった。そのなかで、「ラップの使用率」についての回答では、約半数以上の人が毎回ラップを使用しておにぎりを作っている。年齢別では20代の使用率が高かった。
「ラップを使用する理由」については、全年代を通して「衛生的だから」という理由が最も多かった。その他、「作りやすさ」「作った後の持ち運びの便利さ」がラップを使用する理由として挙がっている。
さらに、最近話題になっている「おにぎらず」の認知度について調査した。おにぎらずとは、海苔にご飯と具を乗せて折りたたみ、半分に切った握らないおにぎり。「知っており、作ったこともある」人が8.5%なのに対し、「全く知らない」と答えた人が50%になり、大半が知らないことがわかった。ただし、「おにぎらずの興味度」については、若年層を中心に73%が「興味がある」と答えた。