説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「通知センターに通知がたまりまくりです!」という質問に答えます。
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通知センターは、油断しているとすぐに通知がたまってしまいます。最大の原因は、のべつ幕なしに通知を発信するアプリ側にありますが、そんなアプリに通知を許可してしまうユーザにも責任の一端はあるはずです。管理しきれないのであれば、通知を発信するアプリをインストールしたときに通知を許可しなければいいのです。
とはいえ、アプリのインストール時にはどれほどのペースで通知が送られてくるかは予想困難です。アプリの最新情報をリアルタイムに把握できる通知は便利なものですから、すべてのアプリで通知をオフにするのはむしろ損失といえます。それに、数十、数百のアプリについていちいち通知をオフにするのは、気が遠くなりそうな話です。
では、どうすれば通知センターに通知がたまらないかですが、「通知を知った時点で消す」ことがコツです。見てそのままやり過ごしてしまうと、消えずに通知センターに残りますが、見たあとに消せば表示されることはありません。
その消し方ですが、ロック画面に表示されたとき、通知を消さずにロック解除するのは上策といえません。内容に目を通したら、通知を左方向へフリックしてみましょう。アプリによってボタンの数は変化しますが、どのアプリにも通知を消すための「×」ボタンが現れます。これをタップすれば、その通知は通知センターに表示されません。
なお、通知を消すときにはロック解除は必要ありません。たとえば、メールの通知でゴミ箱へ入れるときには、パスコードまたはTouch IDの入力を求められますが、通知の削除はメールそのものとは関係ないため、そのようなセキュリティチェックなしに行うことができます。