ひたちなか海浜鉄道は5月17日、那珂湊駅をメイン会場に「ひたちなか海浜鉄道開業7周年記念祭」を開催する。JR東海・東海交通事業から購入したばかりの中古車両キハ11形3両のうち1両が会場に展示される。
キハ11形は1988年に登場したローカル線区向けの気動車。ひたちなか海浜鉄道は4月22日にJR東海所有の1両(キハ11-123)、東海交通事業所有の2両(キハ11-203・キハ11-204)の計3両を購入した。運用開始時期や車両塗装などは未定だが、同社機関区での整備が終わり次第、運用に就く予定だという。
17日に開催されるイベントでは、キハ11形1両を那珂湊駅に展示し、車両内も見学者に開放。間もなく引退予定とされるキハ22形(キハ222)も並べて展示するという。「さようならキハ222」引退記念乗車券も同日始発時刻から販売開始。1部1,000円で、那珂湊駅窓口にて1,000枚限定で発売する。イベントではその他、湊線写真展や鉄道模型展示、ミニSL運転、各種物販などが行われる。