JR東日本は4月25日にデビューした磐越西線のイベント列車「フルーティアふくしま」について、夏季(7~9月)運転分の旅行商品を5月26日14時から販売開始すると発表した。
「フルーティアふくしま」は、福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツを車内で提供する「走るカフェ」。719系2両を改造し、1号車はカフェカウンター車両、2号車を各席テーブル付きの客席車両とした。
きっぷのみの販売は行わず、全席スイーツセット付きの旅行商品として発売。夏季の運行では、フルーツの旬に合わせて夏メニューにリニューアルしたオリジナルスイーツ2品とホットコーヒー1杯、福島県産品を使用したフルーツジュース1本、ドリンクバー(アイスティー&アイスコーヒー)がスイーツセットとして付く。
同列車は定期列車と連結しての運転で、土休日を中心に郡山~会津若松間を1日2往復する。1号(郡山駅9時40分発)・4号(会津若松駅15時6分発)は普通列車、2号(会津若松駅11時7分発)・3号(郡山駅12時43分発)は快速列車として運転される。
旅行商品はJR東日本の主要駅のびゅうプラザとおもな旅行会社にて発売。スイーツセットの具体的な内容や各コースの内容、旅行代金などにつていては、5月下旬以降に発表予定とされている。