西日本鉄道は12日から、西鉄福岡(天神)駅、太宰府駅、西鉄柳川駅の3駅で外国語を習得した専門スタッフによる案内サービスを開始する。

外国語案内スタッフによる案内サービスイメージ

外国語案内スタッフ

ターミナル駅である西鉄福岡(天神)駅や、沿線有数の観光地である太宰府駅・西鉄柳川駅では、年間を通じて外国人観光客が多く利用するという。西鉄福岡(天神)駅では昨年11月から、試験的に週末と祝日限定で外国語通訳スタッフを配置し、好評を博した。

通年でのサービス開始にあたり、太宰府駅と西鉄柳川駅にも配置場所を拡大し、英語・韓国語・中国語の3カ国語のうちいずれかが堪能な女性スタッフ5名を交替制で各駅に配置することとした。各スタッフは駅業務の研修を受けているため、通訳業務に加えて電車の利用方法やお得な乗車券、周辺施設や観光情報などの案内業務も担当できるという。

外国語案内スタッフによる案内サービス提供時間は、西鉄福岡(天神)駅が8~17時、太宰府駅と西鉄柳川駅は9~18時。英語3名、韓国語・中国語各1名の計5名の案内スタッフのうち、各駅各時間帯に1名が駐在し、担当言語による案内を行う。