説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneに付属のUSB-ACアダプタをなくしたら互換品でもいい?」という質問に答えます。

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現行モデルのiPhoneには、USB-ACアダプタが付属しています。付属のLightningケーブルでiPhoneと接続すれば充電できるので、旅行に行くときなど長時間パソコンに接続できない場面で重宝します。iCloudに各種データの保存やバックアップができる現在、パソコンとの同期は必須ではありませんから、充電にはもっぱらUSB-ACアダプタを利用している、という方も多いのではないでしょうか。

付属のUSB-ACアダプタは消しゴムを2つ重ねたくらいの大きさで、Lightningケーブルとは分離していますから、コンパクトに収納できる反面紛失しがちです。外出先でUSB-ACアダプタだけコンセントに挿したままにしてしまった、ということも多いようです。

USB-ACアダプタは、Apple Storeで純正品が販売されています。だから紛失しても購入すればいいだけのことですが、2015年5月現在の価格は2200円と少々高めです。機能的に問題なければ、安価な「互換品」も視野に入れていいのではないでしょうか。

その「互換品」ですが、安定して充電できるかどうかといった充電器としての基本的な品質を判定することは困難です。電圧を示す「V(ボルト)」と電流を示す「A(アンペア)」の大きさを見て、5W以上の電力を供給できることを確認できれば、充電速度の点では純正品相当といえますから、そのスペックで判断するしかないでしょう。Appleが定めた性能基準を満たす製品のみ掲載できる「Made for iPhone」ロゴの有無も、参考になります。

しかし、敢えて互換品を選ぶのであれば、より多機能な製品にしたほうがいいでしょう。たとえば、BUFFALOのBSIPA06シリーズはUSBポートを2基装備しているので、2台のUSB機器を同時充電できます。プラグ部分を本体に収納できるので、持ち運びもコンパクトです。それでいて純正品より低価格なのですから、"迷う価値"はあるのではないでしょうか。

BUFFALOのUSB-AC充電器「BSIPA06」は、USBポート2基装備とカラーバリエーション3種(黒/白/ピンク)など、純正のUSB-ACアダプタを上回るスペックです