ドン・キホーテは7日、2015年5月11日~6月30日の期間限定で、「外貨によるレジ精算サービス」の提供店舗を国内のドン・キホーテ全店に拡大すると発表した。
同サービスは、金融サービスを中核事業として展開するドン・キホーテグループのアクリーティブのビジネスノウハウを活用して、システム開発や換算レートの更新スキームを構築したドン・キホーテグループのオリジナルサービス。
2015年2月18日より、訪日外国人観光客の利用が特に多いドン・キホーテグループ全国23店舗においてサービス提供を開始。利用者は、従来のカード決済や日本円の支払いだけでなく、中国元・台湾ドル・韓国ウォン・タイバーツ・香港ドル・米国ドル・ユーロの外貨7通貨で精算することができる。
これまでは訪日外国人観光客向けのサービスとして提供していたが、2015年現在、2011年の約1.5倍(米国ドル)まで円安が進んでいることなどから、「海外旅行や出張などで残り、タンスに眠った外貨を使いたい」という国内の利用者の声に対応し、国内のドン・キホーテ全店にサービスを拡大する。
期間中は、国内のドン・キホーテ全店で、国内外すべての利用者が、日本円と合わせて外貨7通貨を利用することができる。なお、取り扱いは紙幣のみとなり、おつりは日本円で返金する。また、両替サービスは行わない。