米Dropboxは5日(現地時間)、iOS版Dropboxアプリをアップデートし、最新版となるバージョン3.9を公開した。新たに、ホーム画面に最近使用したファイルの履歴リストが表示される機能が追加された。また、従来dropbox.com上で追加可能だったファイルへのコメント機能が、iPhoneやiPadなどから行えるようになった。
最近使用したファイルの表示については、全アクティビティの最新情報を表示できる[最近]タブをホーム画面に追加。使用デバイスやdropbox.comにて、アップロードや閲覧、名前の変更、編集などを行ったファイルの一覧が確認できる。これにより、外出時などで必要になる可能性が高い、直近に更新したファイルが、最もアクセスしやすい場所に表示されるようになった。
コメント機能では、ファイルへの直接コメントおよび、コメントにおける他ユーザーの招待などがアプリ上から可能となった。@後に相手の名前やメールアドレスを入力することで、他ユーザーの招待や通知などが自動的に行われる。
このほか、数週間以内に、iOS版Dropboxアプリから直接WordやExcel、PowerPointなどMicrosoft Officeファイルを作成する機能を追加する予定。Microsoft提供の各Officeアプリを端末にダウンロードすることで利用可能。作成されたファイルは「ドキュメントを作成」をタップした際に閲覧していたDropboxフォルダに保存され、各デバイスやdropbox.comからアクセスできる。