日本マンパワーは、2015年4月入社の新入社員5,108名を対象に実施した意識調査の結果を発表した。調査期間は3月~4月28日。
自身が選んだ今の会社や組織について、どう感じているか尋ねたところ、「給与や待遇が良い」は30%で、2014年度と比較して5.0ポイントアップした。「会社・組織の知名度が高い」(46.5%)、「業績がよい」(31.8%)も2014年度と比較してポイントが上昇している。
将来ビジョンについての調査では、2010年調査時と比べると描きにくくなっている様子が見られた。「自分が理想とする5年後の自分像はありますか?」という問いに対して、2010年は79.7%が「ある」と回答しているが、2015年では72.2%にまで下降している。
上司の性別はどちらを希望するか尋ねたところ、男女とも「どちらでもよい」が7割以上を占めた。男女別で見ると、「同性の上司を希望する」は男性の方が多く、「異性の上司を希望する」は女性の方が多くなっている。
もしも自分の子供が産まれたら、出産後も働きたいか聞くと、79.3%の女性が「働きたい」と回答した。一方、男性にもしも自分の子供が産まれたら、配偶者に出産後も働いて欲しいか尋ねたところ、37.1%が「働いてほしくない」と回答している。