5月5日、こどもの日に開始した新連載「コヤマタカヒロのパパ家電」。まずは自己紹介をさせてください。著者はパソコンやスマートフォンなどのデジタルガジェットとキッチン家電などを中心に執筆活動をしているデジタル&家電ライターです。プライベートでは5歳を筆頭に3歳、1歳の娘を育てる、3女の父でもあります。奥さんは長女の妊娠後ずっと専業主婦でしたが、今年4月より次女が幼稚園に通い始めたことをきっかけに仕事復帰を目指しています。

本連載では、そんな著者が「パパ目線」でデジタルガジェットや家電を紹介していきます。子育てが楽になる、そして奥さんから喜んでもらえる、そんな製品紹介と使い方の提案をしていきたいと考えています。

著者近影

週末ブランチはパパの仕事! ホットケーキを手軽に楽しもう

さて、昨今はお父さんの子育て参加についていろんな意見がある。「手伝う」という言葉自体がおかしいという意見がある一方で、中途半端に「手伝うな」という意見もあったりする。大切なのは夫婦間のコミュニケーションだ。そこで提案したいのが週末のブランチをパパが担当すること。いつも早起きしている奥さんにゆっくり寝てもらい、子どもたちと夫婦のための美味しいブランチをお父さんが作るのだ。

今回、料理に慣れていないお父さんにおすすめしたいのがホットケーキ作りだ。初めてのブランチ作りにホットケーキをおすすめする理由は二つある。一つは原価が安いことだ。ホットケーキミックス、牛乳、そして卵すべてを購入しても1,000円には達しない。卵や牛乳は元々冷蔵庫にあるモノを流用できればさらに安上がりだ。

そして、もうひとつの理由が失敗しにくいことだ。ホットケーキを作るには市販のミックス粉に卵と牛乳を混ぜてフライパンで焼くだけ。フライパンの温度を上すぎず、休ませながら中火で焼けば失敗も防げる。さらに温度設定ができるホットプレートを使えば焦がしてしまう心配もない。160℃ぐらいに設定してゆっくりと焼けば、表面を焦がすことなく中までしっかりと焼けるのだ。

最近ではハワイ系の本格パンケーキなどが話題を集めているが、まずはシンプルなホットケーキをちょっと華やかに彩るところから始めてみよう。

クイジナート「マルチグルメプレート GR-4NJ」。編集時点の実勢価格は税込14,800円前後

もしホットプレートを持っていないなら、クイジナート「マルチグルメプレート」をおすすめしよう。フライパンだと1枚ずつしか焼けないが、マルチグルメプレートを使えば最大4枚ずつ同時進行で焼ける。さらに、グリルプレートも用意しているので、ホットケーキだけでなく、肉なども美味しく焼けるのだ。

本体を開くことで2面のフラットなホットプレートとして利用できる

ホットケーキの種を作ろう。ここはミックス粉のレシピ通りで大丈夫

ホットプレートの温度は160~170℃ほど。低めにすれば焦がす心配がない

高い所から種をホットプレートに落とすことで丸く焼ける

大きなサイズでも2枚、小さめなら4枚同時に焼ける

表面に気泡が浮いてきたら裏返す。キレイな焼き色がついた

家庭で食べるホットケーキといえば、バター(もしくはマーガリン)に蜂蜜かメープルシロップをかけて食べるのが一般的だ。しかし、せっかく家族のために作るのだからちょっとだけ張り切ってみたい。おすすめなのが、ホイップクリームやチョコレートソース、そしてフルーツなどのトッピング。それらでホットケーキを彩るだけで、普段のホットケーキよりも特別な、お店で出てくるようなホットケーキになる。

メープルシロップのほか、ホイップクリームやチョコレートがあると子どもたちも大喜びだ

ホイップクリームにフルーツも添えて

ホイップクリームやチョコレートソースでホットケーキを彩る。ここはお店のように

ホットケーキの種をつくるときにメレンゲを加えて膨らみをアップさせる方法も

メレンゲ入りは、通常のホットケーキよりもふんわりと仕上がっている