アスタミューゼはこのほど、「次世代自動車市場」に関する調査結果を発表した。それによると、次世代自動車市場に参入している企業のうち、最も期待が高いのは「トヨタ自動車」となった。

同調査は、2015年4月1~14日に「転職ナビ」登録者を対象に行われ、246人から有効回答を得た。

一番注目している次世代自動車を尋ねたところ、「水素自動車」が31.3%でトップ。次いで、「電気自動車」が24.8%、「燃料電池車」が16.3%となった。

次世代自動車市場に参入している企業で一番期待している企業を聞くと、燃料電池車「MIRAI」に関する特許の無償提供が話題になった「トヨタ自動車」が圧倒的に多く52.4%。以下、2016年3月に燃料電池車を発売する「本田技研」が17.5%、独自の水素ロータリーエンジンなどが注目の「マツダ」が8.9%と続いた。

次世代自動車市場に参入している企業で、あなたが一番期待しているのは?

次世代自動車市場の活用が期待される技術で一番注目しているものは、「自動運転」が50.8%でトップ。次いで、「非接触充電」が17.1%、「生体情報モニタリング」と「スマートフォン活用」が同率の7.7%となった。

次世代自動車関連企業で働いてみたいと考えている人は、「はい」と「興味はある」を合わせて74.8%に上り、次世代自動車市場に対する高い関心がうかがえる結果となった。