5月10日からNHK BSプレミアムでスタートするドラマ『ボクの妻と結婚してください。』(毎週日曜 22:00~22:49 全6話)の試写会が4月30日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の内村光良と木村多江、脚本の岡田惠和が出席した。

ドラマ『ボクの妻と結婚してください。』の試写会に出席した内村光良(左)、木村多江

放送作家・樋口卓治のデビュー小説を、人気脚本家の岡田惠和が脚色した同ドラマ。昨年は小松純也の脚本・演出で舞台化されたが、今回は岡田の脚本でドラマ化され、内村光良と木村多江の夫婦役は舞台と変わらず、突然余命宣告された三村修治(内村)が残りの人生をかけて妻・彩子(木村)の婚活をスタートさせる。

主演の内村は「本当に正月明け一発目の仕事がこの作品で、3月にクランクアップと本当に私は働きました。自分を褒めてあげたいです。岡田さんの長セリフも頑張りましたよ」と笑わせながら「舞台で一緒に多江さんとやっていたので、コンビネーションは出来上がってました。クランクインからすっと入れたので、舞台をやっていて良かったんですけど、舞台とはお話も脚本も全く違うものになっていたので、新鮮な気持ちでオリジナルドラマをやるようでした」と舞台とは別物だったことを強調。"俳優・内村光良"についての質問には「やっと役者という世界の方の仲間入りができたかな、と自分の中では思いました。以前は演じることに恥ずかしさがあったんですけど、それがなくなりましたね。歳を取ったんでしょう(笑)」と自虐的に語っていた。

また、この日は同ドラマで内村と木村の息子・陽一郎を演じた伊澤柾樹も駆けつけて風船をプレゼント。伊澤の「お父さんは優しくて男の人の誰もが憧れるお父さん。お母さんはキレイで優しくて子供が憧れるお母さんです」という優等生な発言に木村は「会えなくて『どうしているのかな?』とずっと思っていたので、会えて本当にうれしいですよ。本当の息子のように成長を見届けたいですね。役者としても素晴らしいので皆さん応援してください!」とすっかり母親気分だった。