葛西臨海水族園に4月21日、和歌山県のアドベンチャーワールドからオウサマペンギンのオス2羽が来園した。
アドベンチャーワールドより、新たな血統のオス2羽を導入
日本国内の動物園や水族館では、繁殖可能な個体を施設間で移動させ、血統などを管理しながらオウサマペンギンの繁殖に取り組んでいる。
同園では2010年9月、オウサマペンギンの飼育を開始。現在、オス2羽、メス3羽を飼育している。これまで2羽の繁殖に成功したが、繁殖可能なオスが高齢化し、群れの中での遺伝的多様性も減少しているため、今回新たな血統のオス2羽を導入することになった。
今回来園したオウサマペンギンは、2009年3月15日生まれの6歳1カ月と、2012年2月25日生まれの3歳1カ月のオス。2羽は無事到着したが、いったんは予備室で飼育を行い、観覧できるのは今秋以降となる。