シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)の来日イベント「KICK OFF MEETING」が30日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、新ヒロイン・レイ役に抜擢された女優デイジー・リドリーとプロデューサーのキャスリーン・ケネディ氏が出席した。
新たなる3部作の第1作目となる本作は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から30年後を舞台とする物語。イベント冒頭で、4月中旬にアメリカ・カリフォルニアで開催された「スター・ウォーズ セレブレーション」の模様と、そこでお披露目された特報2が上映され、ハリソン・フォード演じるハン・ソロとチューバッカも登場する映像に、集まった500人の招待客から拍手が起こった。
新ヒロイン・レイ役のデイジーは「日本に来られてうれしいです!」と日本語であいさつ。「何日間か眠れなくなった」と出演が決定した時の心境を振り返り、「温かく迎え入れられたことに幸せを感じています」と一員になれた喜びを語った。演じるレイについては「自立した1人の女性。彼女は砂漠の惑星に住んでいて、廃品回収の仕事をしています。そこで誰かに出会い、物語が動いていく」と説明した。
今回が初来日となるデイジーは「日本が大好きだった」と日本への思いも告白。「もう京都にも行き、ロボットショーも見に行きました。原宿でショッピングも!」とうれしそうに報告。「日本はすばらしい文化があり、テクノロジーも優れている。そして、女の子たちがカッコイイ。食べ物もおいしい!」と笑顔を見せた。
ケネディ氏は同シリーズについて「家族の継承という"サーガ"が基本」と語り、「これまで女性があまり出てこなかったが、それを変えようと思ってレイをつくった」と説明。「オーディションで部屋に入ってきた時に、この役はこの人だと。求めている素質を全部備えている。彼女は家族の話をしていて、まさにスター・ウォーズ精神だと思った」とデイジーの起用理由を明かした。さらに、「新旧キャストがみんな登場する。それが今回の素晴らしいところ」と伝えた。
記念撮影ではR2-D2も登場。"ピコピコ"と音も発しながらステージ上を動き、視線を集めた。
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