日本法規情報は、全国の男女を対象に「何らかの職場トラブルで悩んだことはあるか」についてアンケート調査を実施した。調査は3月1日~31日にかけて行い、651人から有効回答を得た。
何らかの職場トラブルで悩んだことはあるか尋ねたところ、「職場トラブルに遭ったことはない」と回答した人が37%に留まり、63%は「何らかの職場トラブルに遭ったことがある」と回答した。
職場トラブルの内容で最も多かったのが「上司との関係」(21%)だった。次いで「同僚との関係」(18%)、「部下との関係」(16%)、「残業代の不払い」(14%)となっている。「パワーハラスメント(パワハラ)」「セクシャルハラスメント(セクハラ)」(各10%)、「解雇 派遣切り」(8%)というトラブルも挙げられた。
具体的な内容について聞くと、「上司の露骨な無視」「覚えのない噂話を流された」「部下に注意したら会社に来なくなってしまった」といった人間関係のトラブルや、「残業代が上がらない」など残業に関するもの、「上司から毎日飲みにいこうと誘われる」「職場の邪魔、と上司に言われるようになった」など、パワハラ・セクハラに関することが寄せられた。