アットホームはこのほど、首都圏(1 都3 県)在住の20~60代の男女サラリーマン600名(男女各年代60名ずつ)を対象に実施した、「住んでいる場所を聞く事」に関する調査結果を発表した。調査期間は4月3日~6日。

住んでいる場所から「出身地」や「収入」を推測

「初対面の人に、住んでいる場所を聞くことについて」

調査ではまず、「初対面の人に、住んでいる場所を聞いたことがありますか?」と質問したところ、43.0%が「はい」と回答した。また、住んでいる場所から推測する事はあるか尋ねると、「出身地(29.7%)」や「収入(28.7%)」と回答した人が多く、次いで、「センス」と「職場」が20.5%と同率で続いた。「出身地」や「職場」については居住地と深く関係していることが多いため、エリアや沿線・最寄り駅などから推測していると考えられ、一方、「収入」や「センス」といった要素は、その場所のイメージが大きく影響していることが伺えた。

一人暮らしの女性57.4%が「住んでいる場所を知られたくない」

「初対面の人に住んでいる場所を教えたくないと思ったことがあるか」

次に、聞かれる側の意見を調査したところ、42.2%の男女が「初対面の人に住んでいる場所を教えたくないと思ったことがある」と回答。男女別では、男性(35.3%)よりも女性(49.0%)の方が13.7ポイント高く、特に一人暮らしの女性は57.4%と、およそ6割にのぼった。聞かれたくない理由については、「個人情報を知られたら嫌だから(80.1%)」が圧倒的で、そのほか「近所で会ったら嫌だから(21.%)」という人も2割程度いた。

親しくなりたくない人には「都道府県」

「住んでいる場所を聞かれた時に、どのように答えるか」

続いて、住んでいる場所を聞かれた時に、どのように答えるか教えてもらったところ、今後親しくなりたい人には「最寄駅(68.8%)」を教えるという人が7割近くいることがわかった。一方、あまり親しくなりたくない人に対しては、「都道府県(40.5%)」や「市区町村(33.2%)」を答える人が多く、「最寄駅」という人は18.8%にとどまった。