学情は、20代を対象にした就職情報サイト「Re就活」会員を対象に、第二新卒の就職・転職活動に関するWebアンケートを実施した。調査は3月11日~31日にかけて実施し、400件の有効回答を得た。
希望する就職する時期について尋ねたところ、社会経験を持つ「職歴あり」は半数以上、「職歴なし」の約7割が「できるだけ早い就業」と回答した。春のライフイベントを控え、キャリアチェンジに積極的な姿勢がうかがえる。
転職する理由について聞くと、「やりたい仕事に挑戦したい」「残業が多い/休日が少ない」が上位2位だった。「専門的なスキルを身につけたい」は前回12月の結果より3.4pt増加、「給与が不満」は9.6pt減少しており、手に職がつけられる仕事へのリベンジ転職を目指す人が増えている。
入社先を決める際に重視するポイントを聞くと、「やりがいのある仕事ができるか」「長く働けるか」「勤務地」を4割以上が重視していることがわかった。職歴の有無を問わず、4割以上の求職者が「長く働ける企業」に入社したいと考えており、安定志向であることがうかがえる。
職歴なしの人を対象に、正社員登用が前提ならば契約社員でも問題ないか尋ねたところ、43.5%が「問題ない」と回答した。前回12月アンケートより10.9pt増加しており、「正社員にこだわらずとにかく就職したい」という考えが強いことがわかる。