住信SBIネット銀行は23日、住宅ローン取扱額が2007年9月24日の営業開始以来7年6ヵ月で、2兆3000億円を突破したと発表した。2兆2000億円を突破した3月20日からわずか34日間での到達となったという。

住宅ローン取扱額とは、住信SBIネット銀行が販売する住宅ローン(ミスター住宅ローン、提携住宅ローン)実行額と、同社が三井住友信託銀行の代理店として販売している住宅ローン(ネット専用住宅ローン)実行額の合計額をいう。

WEBサイトからは、同社が三井住友信託銀行の代理店として販売している「ネット専用住宅ローン」の申込みを受付けているという。「ネット専用住宅ローン」は、4月より金利引下げ幅を改定し、変動金利から固定金利までより魅力的な水準となっているという。

「ネット専用住宅ローン」は三井住友信託銀行の商品であり、同社が三井住友信託銀行の代理店として販売する専用商品(三井住友信託銀行の窓口およびホームページでは取扱いしていない)。このため、「ネット専用住宅ローン」の契約(金銭消費貸借契約)は三井住友信託銀行との契約となるが、「ネット専用住宅ローン」に関する申込み・問合せなどの各種手続きは同社が受付けている。

「ネット専用住宅ローン」の金利プランの一例

金利は4月の借入金利、年率。金利は毎月見直される。また、実際の適用金利は申込時ではなく、借入月の金利が適用される。このため、申込時の金利と異なる場合がある。

  • 変動金利(通期引下げプラン)年0.65%(基準金利からの引下げ幅年-2.125%)

  • 固定金利5年(当初引下げプラン)年0.57%(基準金利からの引下げ幅年-1.95%)

  • 固定金利10年(当初引下げプラン)年0.85%(基準金利からの引下げ幅年-1.70%)

「ネット専用住宅ローン」のサービス

  • ネットと郵送で手続き完結

  • 一部繰上返済手数料や、団信・8疾病保障の保険料が無料(保険料は三井住友信託銀行が負担)

  • 女性の顧客には保険料無料(保険料は三井住友信託銀行が負担)でがん診断給付金付き

また、WEBサイトからの申込みのほか、提携不動産会社を通じた申込みも順調に増加しているという。提携不動産会社や提携チャネルにおける顧客から厚い支持を得たことも、取扱額2兆3000億円の早期到達に大きく寄与しているという。

同社は、顧客に常に利用してもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。