アイドルグループ・乃木坂46初のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の公開が7月10日に延期されることが24日、発表された。
映画は当初5月の公開を予定していたが、2カ月あまり遅れる形となった。延期の理由について、配給会社の東宝映像事業部、古澤佳寛氏は「新たに追加取材したい人たちがおり、今なお撮影も続けていることから、関係各社と協議した結果、作品のクオリティーをより高めてほしいとの願いをこめて公開の延期を決定いたしました」とコメントを寄せた。
同グループは2011年8月に「AKB48の公式ライバル」として誕生。以降3年にわたって走り続けてきたが、実は今まで舞台裏の姿はほとんど表に出てきていなかった。初めて彼女たちの素顔にスポットが当たるとあって、ファンから大きな注目を集めていた。しかし、4月に入っても正確な公開日が明らかにならなかったこともあり、ネット上では「公開日はいつなのか?」「前売り券はいつから発売?」などの一部のファンから心配する声があがりはじめていた矢先の発表となった。
同時に公開されたポスタービジュアルでは、撮影中にメンバーたちが見せた自然体の表情が捉えられている。映画では、それぞれが背負ってきたつらい思い出や知られたくなかった過去をインタビューで振り返る。乃木坂46の1stから10thまで10作連続でシングル収録曲のミュージック・ビデオを手掛けてきた丸山健志監督が少女たちの素顔に迫っている。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会