パナソニックは4月24日、液晶テレビ「VIERA(ビエラ)」の新モデルとして55V型の「TH-55CS600」を発表した。発売は5月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は190,000円前後(税別)。

「TH-55CS600」

TH-55CS600は、フルHD(1,920×1,080ドット)表示対応の高輝度IPSパネルを採用した55V型の液晶テレビ。通常の2倍の映像コマ数(1秒間に120コマ)で表示する「倍速駆動」によって、速い動きも細部まで再現できるとする。内蔵チューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナー×2基で、外付けHDDへの裏番組録画に対応した。

スピーカーシステムには、4Kテレビの「CX700」シリーズと同じ「ダイナミックサウンドシステム」を採用。大容量キャビネットと最大出力30Wのアンプの組み合わせで、歪みを抑えた豊かな低音と臨場感の高いサウンドを実現している。

ネットワーク機能も充実させた。「アクトビラ」などのほか、2015年秋にサービス開始予定のVODサービス「NETFLIX」も利用できる。「お部屋ジャンプリンク」にも対応しており、録画番組を別の部屋にあるDLNAクライアント機能を持つ機器へ転送可能だ。また、「外からどこでもスマホ視聴」機能も持つ。無料の専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することで、録画番組や現在放送中の番組を、外出先からもストリーミング視聴できる。

インタフェースはHDMI×3系統(うち1基はARCにも対応)、D4×1、ビデオ×1、光デジタル音声×1、ヘッドホン端子×1、USBポート×2、LAN端子×1。無線LAN機能も標準装備している。

本体サイズはW1,244×D230×H759mmで、質量は約20kg。定格消費電力は198Wで、年間消費電力量は105kWh/年となっている。