5月16日公開の映画『ラン・オールナイト』の公開記念イベントが23日、都内で行われ、お笑いトリオのダチョウ倶楽部が出席した。
本作は、ニューヨークを舞台にマフィアのボスの息子を殺してしまった主人公ジミーに報復が迫り来る恐怖を描いたリーアム・ニーソン主演のノンストップアクションムービー。その公開記念イベントに芸能界という荒波で30年間活動してきたダチョウ倶楽部が登場した。
ジミーに扮したニーソンが大好きだという寺門ジモンは「俺はリーアム・ニーソンの作品は全部見てるよ。いろんな役やっているけど今回が一番リアル。ひと味違うニーソンが出てくるのでトイレ行くなら先に行っといてくださいよ!」と観客に注意を促したのに対し、上島は「本当にノンストップアクションですよ。リーアム・ニーソンは本当に最高!」と言葉ばかりが先行。また、イベント中には"和製リーアム・ニーソン"を自称する寺門ジモンが、肥後や上島にサバイバル術を伝授するコーナーもあり、瞬発的な判断力が重要だと説きながら「ダチョウ倶楽部はそれで30年やってきたんじゃないのかな。リアクションした後に竜ちゃんの出てきた言葉があったからサバイバルできたのかも」と力説すると、上島が「こういうところが面倒臭くて若いころはカリカリしたことがあった。だって新幹線で牛肉とカブトムシの話しかしないんでしすよ。そりゃ~腹立つでしょ」と不満を述べるも「50歳を超えたら笑えるようになってきましたよ」と仲の良さをアピールした。
今年で芸能生活30周年のダチョウ倶楽部。芸能界という荒波でもまれてきたサバイバル術を「ダチョウ倶楽部はずっと仲良くずっとやってきて、芸能界のいろんな波の中でいい波に乗らずに底辺でぐっと行くことによって弾に当たらなかった。これが生き残りのコツですよ」と寺門が語れば、上島も「芸能界歩伏前進で生きてきましたから。あとは地雷のところをうまいこと避けてきましたからね」と笑わせた。映画『ラン・オールナイト』は、5月16日より全国公開。