2人組音楽ユニット・キマグレンが、7月18日・19日に神奈川県・横浜関内ホールで開催するライブ「キマグレン FINAL CONCERT 2015~LAST SUMMER DAYS~」をもって解散することを、公式サイトを通じて23日、発表した。

解散を発表したキマグレンのKUREI(Vo)とISEKI(Vo&G)

2005年に結成し、2ndシングル「LIFE」でブレイク、2008年にはNHK紅白歌合戦にも出場したキマグレン。公式サイトでは「キマグレン解散とラストLIVE、BEST ALBUM発売のおしらせ」というタイトルで文書を掲載し、「今年結成10周年を迎えたことを機にそれぞれの次のSTEPへ向かう為、そして個々の可能性の追求の為、解散することになりました」と報告した。

そして、7月1日にベストアルバム『LAST SUMMER DAYS~きまぐれBEST~』を発売することを発表。7月18日・19日のラストライブ「キマグレン FINAL CONCERT 2015~LAST SUMMER DAYS~」の開催も発表し、「この2日間のラストLIVEは、これまでの感謝の気持ちを込めてたくさんの曲を聴いていただきたく、内容の異なるライブになります」と伝えた。

2人のコメントも掲載され、ISEKI(Vo&G)は「昨年、音霊が10周年という一つの節目を迎えた時、『もう一度ちゃんと音楽と向き合いたい」と感じている自分がいることに気付きました」と告白。「僕達は別れを選んでしまったけれどもきっと次に進むための一歩だと信じています」とつづり、「今まで応援してくれた全ての人に新しい形で感謝の気持ちを返せるようにこれからも励んでいきたい」と意気込みを示した。

一方、KUREI(Vo)は自身の曲「バケット・リスト」について、「凄く大好きな曲で、これからの行く先を示すもの。この曲に僕の夢がいっぱい詰まってます」とコメントし、「そんな僕のバケット・リストをこれから完成させに行きます!」と宣言。「ボクサーなのか、小説家なのか、政治家なのか、プロデューサーか、映画監督か、はたまた演じる人か…。わがままだけど、いろんなものが見たいんだ」と伝え、「そんな旅の先にいつか"二人の音楽"という交差点があってあいつと巡り合えたら、また始めようか。俺らのLIFE」とつづった。