近頃、ネット上でじわじわと話題になっている商品がある。セブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム 大学いも」(149円・税込)だ。自然解凍で食べる冷凍スイーツである同品だが、冷凍庫から取り出してすぐでもいただける。暑くなるこれからの季節にぴったりの"そのまま食べ"を試してみた。
国産サツマイモを使用
同商品は2014年11月にセブン-イレブンで発売された冷凍食品で、2015年1月26日からはイトーヨーカドーでも取り扱われている。糖度の高さと淡い黄色が特徴の国産サツマイモ「利右衛門」(りえもん)を使用。表面をコーティングする水飴は、寒天を配合したオリジナルで、解凍後もカリッとした食感を楽しめるとのことだ。
同商品を室温20度の環境で約30分自然解凍させれば、サツマイモのホクホクとした食感を楽しめるという。一方で、冷凍庫から取り出してすぐに食べる"そのまま食べ"でも、アイスクリーム感覚でいただけるらしい。早速、自然解凍と"そのまま食べ"で食べ比べてみた!
"そのまま食べ"は爽やか!
まずは30分ほど自然解凍させたものから。ひょいと口に運ぶと、やわらかくホクホクとした食感と共にサツマイモの甘みが広がる。飴もカリッとした歯ごたえながら口どけが良い。甘ったるくないあっさりとした味わいで、1つ食べるとついつい2つ目、3つ目と手が伸びてしまう。
なお、素手でつまんでみたが、意外にも飴がべたつくような感覚は少なかった。軽く拭けば取れてしまう程度なので、気軽に食べられそうだ。
次は冷凍庫から取り出してすぐの"そのまま食べ"を試してみよう。自然解凍させた状態と見た目に大きな違いはないが、つまんでみるとひんやりしている。
しかし、口に入れるとまるで別物! 飴のひんやり感が新鮮で、サツマイモの食感もシャリシャリと爽快。自然で上品な甘みやサツマイモの素朴な風味はそのままに、冷たく爽やかな口当たりを楽しめる。
自然解凍でも"そのまま食べ"でもおいしくいただける同商品。弁当のおかずや、小腹がすいたときのおやつなどにちょうどよさそうだ。暑い日はアイスの代わりとしてもいただけるので、冷凍庫に常備しておいても良いかもしれない