日本テレビとHuluは、2015年初夏より放送・配信を行うオリジナルドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」を共同制作することを発表した。

左から、窪田正孝、唐沢寿明

同作はドイツで2013年までにシーズン5まで制作された海外ドラマ「DER LETZTE BULLE(英題:THE LAST COP)」をリメイクした作品。既にフランスやエストニアではリメイク版が制作されており、ロシア・ウクライナでは、両国の共同制作により現在シーズン1~3までを製作中。同社は各国で展開されている作品に日本的な要素を加味しながら制作するという。

主演は映画「20世紀少年」や大河ドラマ「利家とまつ~加賀百万石物語~」、TVドラマ「白い巨塔」などに出演した唐沢寿明。タッグを組むのは若手俳優の窪田正孝。1985年、刑事の京極(唐沢)は凶悪犯の仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、昏睡状態に陥り、30年間眠り続けることになる。2015年、あるきっかけで目覚めた京極は刑事の職に復職するが、時代錯誤な行動で亮太(窪田正孝)を翻弄する……というストーリーだ。

主演の唐沢は「『THE LAST COP/ラストコップ』はちょっと笑えたり、ちょっとほろっとしたり、いろんな要素が入っている、まさにエンターテインメント作品です。どの世代の人たちにも、“何事も最後は頑張るしかないんだな”という、まっとうなメッセージが伝わるといいなと思っています。ぜひ期待していてください」とコメントしている。

なお、同作品の放送・配信スケジュールは今後発表するとのこと。