Googleが提供する地図サービス「Google マップ」では、20日頃より架空施設が表示されていたが、警視庁、原爆ドーム、皇居は22日18時時点で全て修正されている。
20日頃より確認された「Google マップ」の改ざんは、架空施設として東京都千代田区の皇居内に「オードリー春日トゥース」、広島県広島市の原爆ドームに「恒心教 核実験場」、東京都千代田区の警視庁本部に「恒心教警視庁サティアン」など悪質なものが多かった。
「Google マップ」では、ユーザーから新店舗の開店や既存店舗の移転等の情報を募る窓口を用意しており、今回の改ざんは、そうした窓口に大量のスパムが送りつけられたことが原因だと見られる。
今回の事態について同社は、「不適切な場所情報がGoogle マップに表示されたことについて、ご迷惑、ご心配をお掛けしたことをお詫び致します。Google マップには、ユーザーから新店舗の開業や既存店舗の移転等に関する場所情報が寄せられていますが、その大多数は有益なものです。Googleでは、不正確な場所情報の検出、防止、対応を強化してまいります」とコメントしている。
(記事提供: AndroWire編集部)