米Twitterは21日、Twitterの悪用やハラスメントへの対策を強化すべく利用ポリシーの変更を行ったことを発表した。すでに日本語の「Twitterルール」にも反映されている。

今回の利用利用ポリシー変更は、Twitter上での嫌がらせツイートなどサービス悪用に対する対策を強化するもので、2点の変更が加わっている。

まず1点目として、「暴力および脅迫」の項目を書き換え、「他者に対する脅迫などの暴力行為やその奨励を禁じます」とした。禁止を"行為"だけでなく"奨励"にも拡大した形となり、これにより禁止するコンテンツの範囲をより明確にし、違反時に対応する意図を明確にしたと説明している。

2点目は、ポリシー違反行為に対するTwitterの対策として、違反したユーザーに対しツイートなどコンテンツの削除や電話番号の確認の要求を行うという策に加えて、一定期間アカウントを凍結する選択肢が加わった。これにより、Twitterのサポートチームは複数のユーザーが特定の人物やグループに嫌がらせをするような状況に対応できるとしている。

ポリシー変更により、アカウント凍結(左上)、電話番号の入力を求められた(右上)後にツイートの削除を求められれる(左下と右下)ようになる

Twitterはポリシー変更に加えて、ポリシー違反の疑いのあるツイートの特定や、そのツイートのリーチを制限する機能についてのテストを開始したことも明らかにしている。

(記事提供: AndroWire編集部)