ASUS JAPANは20日、SIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」を5月16日より発売すると発表した。内蔵メモリが4GBでストレージが64GB/32GBモデルと、内蔵メモリが2GBでストレージが32GBモデルの3モデルが用意されている。なお、内蔵メモリ4GB/ストレージ64GBのモデルについては5月下旬以降の発売を予定している。

「ZenFone 2」

「ZenFone 2」は、1月に米・ラスベガスで開催された「2015 International CES」にて初披露されたSIMフリーAndroidスマートフォン。5.5インチIPS液晶ディスプレイ(1,920×1,080ピクセル)や、Intel Atom Z3580/Z3560、世界初だという4GBの内蔵メモリを搭載する。同社は「ZenFone 2」について「性能怪獣(パフォーマンス・モンスター)」と謳っている。

デザイン面では、前モデルである「ZenFone 5」と同様、ディスプレイ下部や各種ボタンに水の波紋や、木の年輪を連想させるスピン加工が施されている。また、背面全体にはヘアライン加工を施し、高級感を演出している。

機能面では、2つのパスワードを使い分けることで、所有者と別の領域を作成して使用できる「SnapView」機能、子どもとも一緒に楽しめる「キッズモード」、手の小さいユーザーでも無理なく操作できる「片手モード」などに対応。そのほか、日本語入力システム「ATOK」を標準搭載している。カメラ機能では、背面のデュアルカラーLEDフラッシュにより、自然な色味を残しながらも明るく撮影ができる「リアルトーンフラッシュ」機能を新たに搭載した。

「ZenFone 2」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUはIntel Atom Z3580(2.33GHz、クアッドコア)もしくはIntel Atom Z3560(1.83GHz、クアッドコア)。内蔵メモリは4GBもしくは2GB。ストレージは64GBもしくは32GB。外部ストレージはmicroSDXC。サイズ/重量は、高さ約152.5mm×幅約77.2mm×奥行き約3.9mmから10.9mm/約170g。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は3,000mAh。最大連続通信時間は、LTE通信時が約267時間、3G通信時が約294時間。最大連続通話時間は3G通信時で約1,144分。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ゴールド、グレーの4色。

通信面では、LTE、W-CDMA、GSM/EDGEをサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応している。

端末価格はオープンで、予想実売価格は、内蔵メモリ4GB+ストレージ64GBモデルが税別(以下同)50,800円、内蔵メモリ4GB+ストレージ32GBモデルが45,800円、内蔵メモリ2GB+ストレージ32GBモデルが35,800円。

(記事提供: AndroWire編集部)