予備校講師でタレントの林修(49)が、19日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、自身の職業観を語った。
この日はタレントの武井壮(41)、花人の赤井勝氏(49)を含めた3人が、さまざまな話題でトークを繰り広げた。2人の話を聞いた林は「(自分と)すごく違うなと思うのは、お花好きですよね? スポーツ好きですよね?」とそれぞれに確認し、「僕ね、予備校講師大嫌いなんですよ」と告白した。
スタジオで笑いが起こる中、林は「ここが(2人と)決定的に違うところ」としつつ、「でも、仕事は好きでも嫌いでもどうでもよくて、できることをやればいい。結果が出せる責任を取れればそれでいいと思っていて」と説明。約26年間の講師人生を振り返り、「予備校講師として困ったとか、うまくいかなかった経験は何もない」と断言した。
そんな林が一番好きなことは、本を出すために文章を書くこと。自身を「文章を書いていればそれでご機嫌の人間」と客観視するも、講師とは違って思い通りにならないことも。出版社の勧めで出した自己啓発本より、「初めて書きたい本が出せた」という著書『すし、うなぎ、てんぷら ~林 修が語る食の美学』(宝島社)の方が売れ行きが悪いことを明かし、「そこで学んだ」と照れくさそうに笑っていた。