東京都台東区花川戸の東京都立産業貿易センター台東館で、切手の魅力を伝える「スタンプショウ2015」が行われる。開催日時は4月24日~26日の10時~17時(最終日は16時)。入場無料。

展示の様子

「タイムカプセル郵便」も用意

同イベントは、切手の祭典として毎年4月の「切手趣味週間」に合わせて開催されている。今年は日本の普通切手デザインが17年ぶりに図案統一されたことを記念して、普段は見られない切手の"ウラ側"を紹介する企画展示「切手デザイナーの世界展2015」を実施。また、チェコの美術や音楽、動植物、自然などを紹介するとともに、チェコを代表する世界的な画家・アルフォンス・ミュシャの絵画をデザインした切手を展示する「チェコ・チェコ切手展」も行われる。

特別展示「RAILPEX in 浅草」では、「山手線環状運転90周年記念 鉄道切手展」と岩倉高等学校の生徒によるジオラマ展示、昭和鉄道高等学校の生徒によるパネル展示を用意。そのほか、「第16回トピカル切手展(競争出品)」、「第4回フリースタイル・ワンフレーム展(非競争出品)」なども展開する。

ステージでは、24日に「クラリネット演奏会」が行われるほか、25日に郵便学者の内藤陽介氏による講演とサイン会、26日に切手女子ライター・ばばちえさんなどが登壇するトークショー&ワークショップを開催。そのほか、切手デザイナーのオリジナル・ポストカード、公式ガイドブック、フレーム切手、ポストカード、封筒、マスキングテープ、エコバッグなどが販売される。

そのほか、チェコ郵政、ロシア郵政、アメリカ郵政などの「外国郵政ブース」、国内外30店の切手商が出店する「ディーラーズブース」や、切手の雑誌「郵趣」お試し購読キャンペーンを受け付ける「日本郵趣協会ブース」などが会場に用意される。

さらに期間中、来場者自身が5年後、10年後の自分に向けた手紙を書き、未来の指定された日、指定された場所に、その手紙を届ける「タイムカプセル郵便」を用意。「切手はり絵」、「切手バッジ作り」などの体験ワークショップに加え、切手デザイナーにオリジナル・ポストカードを利用して応援レターを書くと、新普通切手、普通切手帳などを紹介している「郵趣ダイジェスト版」と切手デザイナーからお礼の手紙をもらえる企画も実施する。