東京都中央区の「日本羊毛アート学園」が、猫作り専門の科目「猫科」のある学園として、猫好きや愛猫家の注目を集めている。
猫作り専門の科目は世界で唯一?
同校は2010年10月に開校。「猫科」では、羊毛フェルトを使ってリアルな猫人形の作り方を学ぶことができる。主任講師は猫人形作家として広く芸術活動をしている佐藤法雪氏。授業では、同氏の著書「羊毛フェルトで作る リアル猫人形」を教科書とし、猫人形作りの技術を指導、添削するとのこと。
羊毛フェルト未経験者から、本格的な作品づくりに取り組みたい人まで、幅広いニーズに応えることができるコースが用意されている。「初等科」では羊毛フェルトの基礎を、「本科」ではリアルなサイズでの作成技術を、「認定講師育成科」では同校認定講師としての技術と知識を学ぶことができる。
授業は毎週火曜日、各2時間30分で、10時30分から(5月からは10時から)の第1部、13時30分から(同 13時から)の第2部、16時30分から(同 16時から)の第3部となる。生徒は常に募集しているとのこと。
入学金は8,000円で、入学すると会員価格で受講することが出来る。受講料は「初等科」が一般11,000円(2時間30分が2コマ)、会員6,500円(同)。「本科」が一般6,500円(2時間30分が1コマ)、会員5,950円(同)。「認定講師育成科」の場合は19万5,000円(2時間30分が30コマ)となり、この他に試験料が別途必要となる。所在地は、東京都中央区湊1-8-11 ライジングビル5F (日本写真学院内)。
なお、4月18日から23日には、東京都・上野の「東京都美術館」の1階第1展示室で開催される「2015年 平泉展選抜展」に、佐藤法雪氏と同校の生徒が出展する。時間は、9時30分から17時30分まで。最終日は13時30分に閉館で、20日は休館となる。入場無料。