関東地方1都6県の中で、何かと対比されがちな栃木県と群馬県。実際のところ、両県はお互いのことをどう思っているのだろうか。まずは栃木県民の意見を聞いてみよう。今回は栃木県民のマイナビニュース会員109名に、「群馬県に勝っていると思う点」を聞いてみた。
Q.栃木県が群馬県に勝っていると思う点を1つ挙げてください
■東京都とのアクセス
・「新幹線が通っていること」(女性/ 28歳 / 食品・飲料 / 技術職)
・「東京から近い」(女性 / 38歳 / 学校・教育関連 事務系専門職)
・「東京からのアクセス」(男性 / 22歳 / 学校・教育関連 / 専門職)
・「東京へのアクセスが便利」(男性 / 31歳 / 商社・卸 / 事務系専門職)
■ご当地グルメがおいしい
・「餃子といった食べ物がおいしいものがそろっている」(女性 / 28歳 / 印刷・紙パルプ / 販売職・サービス系)
・「いちご、宇都宮餃子など、日本でも有数の名産がある」(男性 / 30歳 / マスコミ・広告 / クリエイティブ職)
・「野菜のおいしさ」(男性 / 31歳 / 食品・飲料 / 営業職)
・「まさしく餃子! 餃子! 」(女性 / 30歳 / 情報・IT / 秘書・アシスタント職)
■観光名所もいっぱい
・「那須高原があるので、若いカップルなどが旅行するのにはいいと思います」(女性 / 45歳 / 学校・教育関連 / 販売職・サービス系)
・「日光東照宮! 男体山! 那須の御用邸! どう考えても負けるわけなし」(女性 / 37歳 / 情報・IT / 事務系専門職)
・「日光東照宮がある」(男性 / 45歳 / 情報・IT / 技術職)
・「何よりも観光目的になる場所が多い事と、歴史も深く、相田みつをさんの故郷でもある由緒正しい街も多い事」(女性 / 25歳 / 自動車関連 / 技術職)
■栃木の方が都会的
・「適度に都会」(女性 / 27歳 / 建設・土木 / 秘書・アシスタント職)
・「都会的だとおもっている」(女性 / 28歳 / 食品・飲料 / 技術職)
・「人口、県庁所在地の大きさ」(女性 / 28歳 / 金融・証券 / 営業職)
・「買い物のしやすさ。お店の多さ」(男性 / 29歳 / 学校・教育関連 / 専門職)
■県民性
・「女子力」(女性 / 27歳 / 生保・損保 / 営業職)
・「おおらかさ」(女性 / 30歳 / 建設・土木 / 営業職)
・「性格のよさ」(男性 / 30歳 / ホテル・旅行・アミューズメント / 営業職)
・「心の広さ」(女性 / 25歳 / 機械・精密機器 / 秘書・アシスタント職)
■総評
栃木県民が思う、群馬県に勝っていると思う点。日本の首都である東京都に近い、という意見がまず目立った。「新幹線が通っていること」というコメントの通り、確かに栃木県には「宇都宮駅」「那須塩原駅」など新幹線が停車する駅があるが、群馬県でも「高崎駅」などには新幹線が停車する。この点では引き分けだろうか……。
イチゴや宇都宮餃子など、特産品やご当地グルメを挙げる人も多かった。宇都宮餃子といえば、日本全国に通用する餃子のブランド。群馬県にもおいしいご当地グルメは数多くあるが、栃木県も負けてはいないだろう。
那須高原や日光東照宮など、観光名所の多さもプッシュされた。また、県庁所在地の大きさや買い物のしやすさなどを挙げる人も。ちなみに両県が発表したデータによると、栃木県の総人口は197万8,327人で、群馬県の総人口は197万3,643人(共に2015年3月1日時点)と大きな差はない。
他にも、「女子力」や「心の広さ」といった人柄を挙げる人も。理由は人によりさまざまだが、自分の県を愛する心は共通しているようだ。なお、当たり前のことだが、本来都道府県に勝ち負けはつけられるものではない、ということもお忘れなく。
※画像と本文は関係ありません
調査時期: 2015年3月23日~2015年4月15日
調査対象: マイナビニュース会員 栃木県民限定
調査数: 109名
調査方法: インターネットログイン式アンケート