シャープは4月17日、「2014年度決算、及び新中期経営計画に関する説明会」の案内状を報道関係者向けに発信した。開催日時は5月14日15時10分より。同社 代表取締役社長 高橋興三氏と代表取締役兼副社長執行役員 大西徹夫氏が出席する。
シャープの今後の経営をめぐっては、4月に入って複数の報道機関から、液晶事業の分社化や産業革新機構からの出資受け入れ、優先株による資本増強、本社ビルの売却、3,000人規模のリストラなど、さまざまな再建案が報じられてきた。
中でも、液晶事業の分社化と産業革新機構からの出資受け入れ、優先株による資本増強についての先行報道に対しては、同社から「決定した事実はない」と否定するプレスリリースが発信されてきた。これらのプレスリリースでは、「現在、新中期経営計画を策定中であり、本年5月を目処に公表する予定です」としていたが、このたび説明会の実施日を5月14日に決定した。
同社の決算資料は5月14日15時に東京証券取引所「適時開示情報閲覧サービス」にて開示される。