ギフトの企画・販売を行うリンベルはこのほど、過去3年以内に結婚祝いをもらったことがある全国の男女400名を対象に、「披露宴でのご祝儀以外の結婚祝い」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は3月13日~15日。

ご祝儀以外の結婚祝いの相場とは

「披露宴でのご祝儀以外の結婚祝い(ご祖父母)」

今回の調査では、披露宴をしない新郎新婦や、披露宴に列席できない場合などに贈る結婚祝いの相場についてリサーチ。実際に結婚祝いをもらった人を対象に、新郎新婦との関係性別にいくらもらったのか教えてもらったところ、「ご祖父母」の場合では、「もらわなかった(34.1%)」という人が最多となった。披露宴でのご祝儀のみをお祝いとするケースが多いようだが、一方で、2位「10万円以上(14.1%)」、3位「10万円くらい(12.7%)」となっていることから、結婚式に列席しない場合には高額のお祝いを贈っていることがわかった。

「披露宴でのご祝儀以外の結婚祝い(友人・上司など)」

続いて、「ご友人や知人」「上司や目上の方」についても同様に聞いたところ、両者の相場感はほぼ同じで、5,000円~10,000円、多くて30,000円といったところがトレンドと言える結果となった。また、4人に1人が「上司や目上の方には、もらわなかった」と回答していることから、披露宴がない場合や列席しない場合は、結婚祝いを贈らない人も多いことがわかった。

そのほか、「近しいご親せき」「あまりお付き合いのないご親せき」では、それぞれ「もらわなかった」が最多だった。

もらってうれしい結婚祝いは「現金」

「ご祝儀以外にもらってうれしかった結婚祝い」

次に、ご祝儀以外にもらってうれしかった結婚祝いについて聞いた結果、1位は「現金(39.3%)」だった。次いで「カタログギフト(26.3%)」「商品券・ギフトカード(12.3%)」と続き、自分たちの好きなように使える、好きなものが選べるものが上位を占めた。そのほか、「家電(4.0%)」「キッチン用品(3.5%)」など、新しい暮らしの中で役立つ実用品も喜ばれているようだ。

34.5%が「結婚祝いは何がいいか聞いてほしい」

「事前に何がほしいか相談してもらいたいか」

次に、結婚祝いをもらう際、事前に何がいいか相談してほしいか尋ねたところ、相談してほしくない」という人は14.5%にとどまり、「相談してほしい(34.5%)」や「どちらでもよい(51.0%)」という"相談されるのが嫌ではない人"は85.5%にのぼった。品物選びに悩んだ際には、直接新郎新婦にほしいプレゼントを聞いてみるのも賢い選択と言える結果となった。

ちなみに、がっかりしてしまう結婚祝いとしては、「趣味に合わないもの」や「実用的ではないもの」と回答した人が多かったほか、「安っぽいもの」「ありきたりなもの」「すでに持っているもの」などが挙げられた。