トーワ電機はこのほど、米BOXX Technologiesワークステーション「APEXX4」シリーズ/「APEXX5」シリーズのラインナップに、NVIDIA Quadro M6000搭載モデルを追加し、販売を開始した。

「APEXX4」シリーズ

「APEXX5」シリーズ

NVIDIA Quadro M6000は、NVIDIAが2015年3月に発表したワークステーション向け新GPU。第2世代Maxwellアーキテクチャをベースとし、CUDAコア数はGeForce GTX TITAN Xと同様の3,072基を搭載。メモリは384bit接続のGDDR5 12GBを備える。また、iRayを利用した物理ベースレンダリングやAutodesk REVIT、3ds Max、Mayaといったシミュレーション/解析向けアプリケーションへの対応も予定する。

NVIDIA Quadro M6000の搭載に対応するのは、「APEXX4 7201」「APEXX4 7901」「APEXX5 8901」「APEXX5 8901 + Sync」の4モデル。いずれも4基のDisplayPort 1.2により、4Kディスプレイの4画面出力や5K3Kディスプレイの2画面出力が可能なほか、NVIDIA Mosaicテクノロジにより4画面を1つの大きなデスクトップ画面として扱うこともできる。

さらに「APEXX5 8901 + Sync」では複数枚のNVIDIA Quadro M6000と、Quadro Syncの組み合わせにより、より多くのディスプレイを1つのデスクトップとすることもできる。

APEXX4 7201

APEXX4 7201の主な仕様は、CPUがIntel Core i7 5820K(3.3GHz)、メモリがDDR4-2133 16GB (4GB×4)、ストレージが500GB SATA6Gbps HDD、GPUがNVIDIA Quadro M6000 12GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1250W 80PLUS、OSがWindows 7 Professional SP1 64bit。本構成での価格が税別1,211,400円から。

APEXX4 7201

APEXX4 7201の主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2603 v3(1.6GHz)×2、メモリがDDR4-2133 32GB ECC (8GB×4)、ストレージが500GB SATA6Gbps HDD、GPUがNVIDIA Quadro M6000 12GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1250W 80PLUS、OSがWindows 7 Professional SP1 64bit。本構成での価格が税別1,328,600円から。

APEXX5 8901

APEXX5 8901の主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2603 v3(1.6GHz)×2、メモリがDDR4-2133 32GB ECC (8GB×4)、ストレージが500GB SATA6Gbps HDD、GPUがNVIDIA Quadro M6000 12GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が1250W 80PLUS、OSがWindows 7 Professional SP1 64bit。本構成での価格が税別1,378,600円から。

APEXX5 8901 + Sync

APEXX5 8901 + Syncの主な仕様は、CPUがIntel Xeon E5-2603 v3(1.6GHz)×2、メモリがDDR4-2133 32GB ECC (8GB×4)、ストレージが500GB SATA6Gbps HDD、GPUがNVIDIA Quadro M6000 12GB、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、電源が1250W 80PLUS、OSがWindows 7 Professional SP1 64bit。本構成での価格が税別1,388,000円から。