東急東横線渋谷~代官山間の地下化にともない、新たに創出されたトンネル上部の線路跡地を活用した施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)」が17日、第1弾オープンを迎える。15日に同施設のプレス内覧会が実施された。
「ログロード代官山」は、東横線の電車が走っていた渋谷~代官山間地上区間のうち、代官山駅寄りの線路跡地(全長220m、敷地面積約3,200平方メートル)に散策路と5棟の商業店舗を設置。「四季折々の花と緑を楽しめる、都心にありながら気持ちの良い空気を感じられる新しい形の商業空間」(東急電鉄)とした。ブランドロゴは線路マークをイメージしてデザインされ、線路跡地に建設された同施設の特徴をシンプルに表現している。
商業店舗5棟のうち、4月17日にオープンするのは4棟。代官山駅に最も近い1号棟には、ブルワリー(小規模ビール醸造所)併設のオールデイダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」が出店する。クラフトビール6種類の他に限定ビールも提供予定。開業記念限定ビールとして、この地に設置されていた渋谷一号踏切にちなんだ「First Crossing ~一号踏切~」を提供するという。
2~4号棟には、アメリカ西海岸を代表するライフスタイル複合セレクトショップ「Fred Segal(フレッド・シーガル)」が日本初上陸。2号棟はフレッド・シーガルがセレクトする食マーケット「THE MART AT FRED SEGAL」、3号棟はレディースアパレルを扱う「Fred Segal WOMAN」、4号棟はメンズアパレルを扱う「Fred Segal MAN」となる。
5号棟には日本初上陸となる米国の人気ベーカリーショップ「TARTINE BAKERY & CAFE(タルティーン ベーカリー&カフェ)」が5月以降にオープン予定。5号棟の屋上からは、山手線や埼京線・湘南新宿ラインの電車が行き交う様子も眺めることができた。「ログロード代官山」のオープンに合わせて公式サイトも開設されており、同施設の詳細や最新情報など随時更新していくとのことだ。