米Googleは現地14日、アプリストア「Google Play」内に家族向けのプログラム「Designed for Families」を加えることを発表した。子供向けとしてレーティングされているAndroidアプリやゲームを入手できるもので、今後数週間かけて提供開始する。
Designed for Familiesは子供向けのアプリやゲームを容易にブラウジングしたり発見できるチャネルとなる。Designed for Familiesでアプリやゲームを公開するためには、開発者は既存の販売/配布契約要件に専用の要件が加わった契約に合意する必要がある。
利用資格要件として、北米(米国とカナダ)のレーティング団体であるESRBの「Everyone」「Everyone 10+」または同等のレーティング設定であること、Google+ログインやGoogle Playゲームサービスをアプリのログイン操作として使用することはできないなどの要件があり、開示内容も指定されている。
広告については、「子供向けに表示される広告がアプリのコンテンツのレーティングに適合した内容である」などのルールが適用される。
Googleは3月中旬、Google Playのアプリやゲームを年齢別に分類する制度の導入を明らかにしていた。ESRBをはじめ欧州と中東のPEGIなど国際年齢レーティング連盟に加盟する各地域の基準が適用されるもので、Androidアプリ開発者に対し、レーティングの設定を奨励していた。
(記事提供: AndroWire編集部)