メルセデス・ベンツ日本はこのほど、同社の中核モデル「Eクラス」と流麗なスタイリングが特徴の「CLSクラス」に4気筒クリーンディーゼル搭載モデルを追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて注文受付を開始した。
今回追加となるのは、「E 220 BlueTEC」「E 220 BlueTEC AVANTGARDE」「CLS 220 BlueTEC」など6モデル。すべてのモデルに、メルセデス・ベンツとして日本初導入する2.2リットル直列4気筒BlueTECエンジンを搭載している。
このエンジンはピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールダイレクトインジェクションや、2ステージターボチャージャーなどを採用し、最高出力177PSという力強い動力性能と優れた燃費経済性を実現している。今回追加となる6モデルは、すべて新エコカー減税の優遇(重量税・取得税免税)対象となっている。
現在、メルセデス・ベンツのラインアップでは、「Eクラス」「Mクラス」「GLクラス」「Gクラス」にクリーンディーゼルモデルが設定されており、とくに「Mクラス」「Gクラス」では販売台数の7割以上をクリーンディーゼルが占めている。今回の4気筒クリーンディーゼル搭載モデル追加により、同社のクリーンディーゼルモデルは11モデルとなった。
価格は、「Eクラス」の「E 220 BlueTEC」が599万円、「E 220 BlueTEC AVANTGARDE」が687万円、「E 220 BlueTEC ステーションワゴン」が634万円、「E 220 BlueTEC ステーションワゴン AVANTGARDE」が724万円。「CLSクラス」の「CLS 220 BlueTEC」が765万円、「CLS 220 BlueTEC シューティングブレーク」が791万円(価格はすべて税込)。