デルは4月14~16日、インテルの協賛のもと、東京・霞が関ビルディングの霞ダイニング2F「Sign霞が関」において「Dell Café ~次世代ワークスタイル~」を3日間の期間限定でオープン。デルの最新パソコンやタブレットを自由に利用できるほか、インテルの最新技術「RealSense」なども体験できるカフェとなっている。
「Dell Café」は、ビジネスパーソンが数多く利用するSign霞が関とのタイアップによって実現した。テーマに“次世代ワークスタイル”とあるように、企業ユース・個人ユースを問わず、デルとインテルが繰り出す最新テクノロジーによる次世代ソリューションを一足早く体験できる「リモートワーク体験コーナー」「コラボワーク体験コーナー」「最新製品体験コーナー」「最新テクノロジー体験コーナー」の4つのブースが設置されている。
各コーナーには、「New XPS 13 Graphic Pro」や「Venue 8 7000シリーズ」「Inspiron 23 7000シリーズ」「Precision M3800」といったデルの最新パソコン・タブレットなどを用意。3Dカメラによる顔認識、ジェスチャー検出、音声認識などで快適操作を実現する「RealSense」や「Pro Wireless Display(Pro WiDi)」といったインテルの最新テクノロジーを導入した製品群を体感できる。
同カフェのオープンに先立ち、14日午前、プレス向けのオープニングイベントが開催された。デル 代表取締役社長の郡信一郎氏、インテル 代表取締役社長の江田麻季子氏、スプリー代表でノマドワークを実践する安藤美冬氏が来場し、“ワークスタイルの変革”をテーマにトークセッションが行われた。
郡社長は「働く環境が変わるなか、業務時間に加えて働く場所についても柔軟性が求められるようになった。オフィス外で働く時間や人材も今後増えていくだろう。また、グローバルな企業では、チームメンバーが海外にいるため、深夜や早朝に会議を行うことも多い。環境が異なっても同じ情報をセキュアに共有しつつ、最新のワークスタイルを実現する必要性がある」とし、ワークスタイルの変革においてITの進化は重要な役割を担っていくとした。
江田社長は「自分のライフスタイルに合った形で仕事ができるというだけでなく、スムーズなコミュニケーションや、情報を扱ううえでセキュアな環境も求められる。オフィス外でもオフィス内と変わらない高い生産性と、最適なコラボレーションを実現できる環境をITが用意していくことが必要」と述べ、「大切なのは、最新テクノロジーを駆使して、ライフスタイルにうまく入り込むこと。それをどう実現していくかが大事だ」と語った。
安藤氏は「いまや地球全体が仕事場。私自身、デジタルデバイスがなければ絶対に実現できない働き方をしている。(働く場は)オフィス外か、オフィス内かというオール・オア・ナッシングではなく、フレキシブルに組み合わせられるのがいい。ITの進化で素晴らしい技術がいろいろと現実のものとなっているが、会社帰りにでもふらっと立ち寄れるカフェのような場所で、最新テクノロジーを知り、体験できる機会がもっと増えてほしい」と、今回のカフェという試みにも期待を寄せた。
最後に郡社長が「スマートフォンやタブレットはいまや当たり前のデバイスになり、パソコンも自分専用のビデオ会議端末として利用できるようになっている。デバイスの進化は明らかに、ワークスタイルの変革に大きな影響をもたらす。ユーザーが働き方を柔軟に選択でき、かつ安心して使える環境を提供したい」と締めくくり、トークセッションは終了した。
「ワークスタイルの変革にITの進化は重要」と語る、デル 代表取締役社長 郡信一郎氏 |
「最新テクノロジーを使ってライフスタイルに入り込むことが大事」と述べた、インテル 代表取締役社長 江田麻季子氏 |
スプリー代表でノマドワークを実践する安藤美冬氏は「地球全体が仕事場」と笑顔で語る |
同カフェは、14日15~19時、15・16日11時30分~19時の限定オープン。事前申し込みは不要で、誰でも入場できる。次世代のワークスタイルに積極的に触れてみたいなら、ぜひとも訪れてほしい。なお、街頭配布のフライヤーやDell.co.jp/cafeにある無料メニューチケットを持参すると、ドリンクやデザート1品が無料で提供される。
「リモートワーク体験コーナー」で、オフィスと変わらぬ環境でのオフィス外ワークを実現するソリューションを体感 |
「New XPS 13 Graphic Pro」や「Precision M3800」といったデルの最新製品を展示 |