35W版Haswell Refreshに新モデル
Intelから久しぶりにCPUの新モデルが登場。Haswell Refresh世代の「Core i3-4370T」「同 i3-4170T」というモデルで、2コア/4スレッド、TDPが35Wという仕様は共通。動作クロックはそれぞれ、3.3GHzと3.2GHzとなる。入荷したのはどちらもバルク版で、価格は18,000円前後と15,000円前後だ。
ソケットは従来通りLGA1150で、グラフィックス機能「HD Graphics 4400」を内蔵する。TDPが35WのCore i3としては、すでに「i3-4360T」「i3-4160T」が発売済みだが、新製品はその上位モデルとなっており、動作クロックが0.1GHz向上しているのが主な違いだ。
初のType-C搭載マザーボードも
MSIの「X99A SLI PLUS」は、USB3.1ポートを搭載するLGA2011-v3マザーボードだ。2ポートのUSB3.0がUSB3.1に変更された以外は、既存モデル「X99S SLI PLUS」とスペックは同じ。PCI Express x16スロットを4つ備え、4-wayのSLI/CrossFireに対応している。BUY MORE秋葉原本店での価格は32,380円。
また4月18日発売予定のLGA1150マザーボード「Z97A GAMING 6」のサンプルも入荷していたのだが、こちらの注目は、Type-CのUSB3.1ポートを搭載していることだ。従来のType-Aより小型で、上下どちらの向きでも指せるため、Type-Aでありがちな逆指しのミスを防ぐことができる。予価は23,550円で、初回特典としてゲーミングマウスも付属する。
なお従来製品のラインナップには「GAMING 6」は無かったのだが、スペック的には「Z97 GAMING 5」に近い印象。グラフィックス出力はHDMI、DVI、VGAで、ネットワークはKiller E2200を搭載する。ただ、Type-AのUSBポートの数がUSB3.0/2.0でそれぞれ2ポートずつと少ないのは、人によっては気になる点かもしれない。