三井住友銀行は13日、夫婦で住宅ローンの借り入れを検討している顧客向けに、新商品「連生団体信用生命保険付住宅ローン(クロスサポート)」の取扱いを開始した。

近年、夫婦で共働きをしている若い世代が増加していることを背景に、夫婦2人で住宅ローンを借り入れする顧客が増加しているという。このような顧客向けに夫婦のどちらかに万一のことが起きた場合、その時点の住宅ローン残高に応じた保険金が支払われ、ローン残高がゼロとなる商品を提供することとした。

連生団体信用生命保険付住宅ローン(クロスサポート)のポイント

  • 2人のうち、どちらかに万一のことが起きた場合でも、住宅ローン残高に応じた保険金が支払われ、ローン残高がゼロとなる

  • 上乗せ金利は、年0.18%。中途解約は原則できない

連生団体信用生命保険付住宅ローン(クロスサポート)の商品概要

  • 利用できる人:同行で住宅ローン(三井住友住宅ローン、借り換えローン、住み替えローン、定借住宅ローン、ネットdeホーム)を新たに契約する顧客。既に同行で住宅ローンを契約の顧客は利用できない

  • 申込金額:100万円以上1億円以内(定借住宅ローンの場合は200万円以上5000万円以内)

  • 融資利率:三井住友住宅ローンなどの対象商品の融資利率に対し+年0.18%

  • 保障内容:被保険者が保険期間中に死亡または所定の高度障害状態になった場合、住宅ローン残高に応じた保険金が支払われ、住宅ローンが残らない

  • 保険開始日:「引受保険会社が承諾した日」または顧客が「融資を受けた日」のいずれか遅い日

三井住友銀行では、今後とも顧客のさまざまなライフイベントでの金融ニーズに応え、きめ細かな商品・サービスを提供していくとしている。