岸本斉史氏原作のアニメーション映画『NARUTO-ナルト-』シリーズの最新作として8月7日に公開される『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』のキャストが明らかになった。
岸本氏が原作、脚本、キャラクタービジュアルなどをすべて統括する『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』は、うずまきナルトと日向ヒナタの息子・ボルトが主人公。岸本氏は「本当に僕が作りたかったNARUTO映画がここにあります。これ以上のものはもう僕には描けません…」と語っており、本作は、昨年12月に公開された前作『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』を皮切りにスタートした"NARUTO新時代開幕プロジェクト"の集大成として位置づけられている。
今回発表されたキャストは、主人公・うずまきボルト役を『交響詩篇エウレカセブン』の主人公レントン・サーストンなどを演じた三瓶由布子、うちはサスケと春野サクラの娘でボルトの同級生にあたる、うちはサラダ役を『ハートキャッチプリキュア!』ポプリ役などで知られる菊池こころが演じる。同時に新たなビジュアルも公開され、ボルトとサラダ、そして七代目火影となったナルトと、サスケの姿が明らかに。もちろんナルト役の竹内順子、サスケ役の杉山紀彰も出演し、2組の親子の豪華共演が実現するという。また、竹内と三瓶はTVアニメ『Yes! プリキュア5』でも共演しており、親子となる本作でどのような掛け合いを見せるのか注目される。
大のナルトファンだという三瓶は、「『NARUTO-ナルト-』の一部になれるよう、精一杯頑張ります。自分がボルトをやる事にまだ実感がわきません」としながらも、「ボルトが何を感じ育ってきたのか。彼の忍道はどんなものか。火影の息子、それだけではないボルト自身を見つけてあげなければと思っています」と意気込みを語る。一方の菊池はサラダについて「ちょっと毒があって皮肉な部分もあって、でも一生懸命で真っすぐでかわいらしい」と役どころを語り、「劇場版『BORUTO』、どんなお話なのか、どんなキャラクターが登場するのか、いろいろな楽しみが詰まっています。皆さんと一緒に楽しめたらうれしいです」と呼びかけている。
なお、4月27日発売の漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)22・23合併号にて『NARUTO-ナルト-』の短期集中連載『NARUTO-ナルト-外伝~七代目火影と緋色の花つ月~』がスタートする。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
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